Xenの仮想サーバでclockを設定

VPSのXenの仮想サーバで時刻がずれていた。
ntpdで設定されるようにしているが、ずれたまま。
DomUの時刻は、Dom0からのみ更新できるというXenの仕様によるものらしい。
検閲Tech: XenのDomUでNTPを使う
ということは、Dom0の時刻がずれているのか。

DomUでNTPを使って時刻が設定できるようにした。

# echo 1 > /proc/sys/xen/independent_wallclock

/etc/sysctl.conf

xen.independent_wallclock = 1

ntpdをセットアップ。

$ sudo yum install ntp
$ sudo /sbin/chkconfig ntpd on
$ sudo /etc/init.d/ntpd start

ntpdが時刻を同期する様子は以下で確認できる。

# ntpq -p

時刻が大幅にずれている場合はntpdでは時刻が補正されないので、ntpdateで時刻を合わせておく。

# /etc/init.d/ntpd stop
# ntpdate <ntpサーバ>
# /etc/init.d/ntpd start

ただし注意!

時刻が戻るとdovecotがダウンした。dovecotの仕様らしい。

/var/log/maillog

Feb 23 19:40:48 mail dovecot: Time just moved backwards by 105 seconds. This might cause a lot of problems, so I'll just kill myself now. http://wiki.dovecot.org/TimeMovedBackwards

dovecotのリスタートが必要だった。
この現象は、Dom0の時刻がずれている限り、DomUを再起動するたびに起きてしまう。
つまり、DomUを再起動したら、dovecotを再起動しないといけない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください